「かつぎ」という風習があった


かつぎという風習を知っていますか。
夜這いの昼版みたいな感じですが、
一人の男が惚れた女人を納屋かどっかに連れ込んで
若衆みんなで説得するというものでした。
    
近親相姦については、
近親相姦は、農村部でも一応避けられていたとされています。
しかしながら、家族を養う労働力を産む事は最重要な事であり、相手がいない場合には行われたと聞きます。
あくまで非常手段の側面が強かったのではないでしょうか?
    
京極夏彦の「絡新婦の理」についてですが、あれは「マレビトのもてなし」と、「貰い種」の混同に思えます。
    
「マレビトのもてなし」・・・旅人などは幸運を齎すので篤く迎える風習。「六部殺し」などはこの風習の裏ともされています。
    
「貰い種」・・・そのまま精子提供者の事。通常、村長などに命じられた、見目の良い経産婦達が行う。処女や小娘では孕めない可能性があります。
    
地域毎での細かい格差はありますが、それほど差異は無かったと思われています。

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