母の恋


私は母の純粋な恋心を傷つけてしまったのかもしれません。

私の父は、私が中学二年の頃から浮気をしていたそうで、その事を母から聞いたのは高校を卒業した時でした。
「離婚しないの?」と聞いたことがあり、世間体もあるので、私が二十歳になったらということで話し合ったそうです。

幸い母はあるホームセンターの正社員で、離婚しても困ることはありませんでした。

大学に入ってからは、そんな母に恩返しがしたいと思い、バイト代で旅行券とビデオカメラを買いました。
ビデオカメラを買ったのは、単純に母の楽しそうな顔が見たいと思ったからで、母は少し涙を流しながら喜んでくれました。
よほど嬉しかったのか、母は旅行以外でも遠出する際は、ビデオを撮るようになりました。

そんな母に対する私の思いが変わったのは両親が離婚してからでした。
これまで秘密を作ってこなかった母が、スマホにロックをかけていました。最初は何も思わなかったのですが、ある日母が喫茶店で見知らぬ男性と楽しそうに話をしているのを見て気になり、その夜母に「今日はどこかにいったの?」と聞くと、「家で寝てたよ」と言うのです。
母には幸せになってほしい反面、嘘をつかれたことが複雑で、母とどう接していいかわからなくなりました。

そして大学四年の秋、母から話があると言われ、早めに帰宅すると、喫茶店で見たあの見知らぬ男性がいました。以下Aさんとします。
Aさんは母が働くホームセンターのお客さんで、母とは同い年でした。
私は再婚の話だなと思いましたが、そうではありませんでした。

実はまだ母と父が離婚する前、Aさんは母と顔見知りになり、何度か告白したそうです。
母は父と離婚が決まっているとはいえ、今付き合えば浮気になると思い、断り続けていました。ただ母も少し恋心があったそうです。
離婚後、Aさんは母にまたアプローチし、健全なお付き合いが始まったそうです。
ただ、体の関係だけは私に後ろめたかったらしく、断り続けていました。キスはしていたそうです。

そうこうしている間に、Aさんの異動が決まり、Aさんから別れを切り出されたそうなのですが、Aさんと母は一度だけ母と旅行がしたいねという話になり、私に許可を取りにきたのでした。
私は母に「Aさんと再婚して、一緒に引っ越したら?」と提案したのですが、Aさんの方から「私と母は離れない方がいい」と言って別れを切り出したと言われました。

旅行に関しては反対する理由はもちろんなく、結果私が二人分の温泉旅行をプレゼントしました。その際、私はAさんにこっそり女性用のセクシーな下着を渡しました。

それから数ヶ月たち、Aさんは地方へ。私は実家を出て一人暮らしすることに。母も現在の住まいは、かつては父と母と三人で暮らした家で、さすがに一人で暮らすには広すぎるので同じタイミングで引っ越しました。

それから母は、時々私の家にきて掃除をしてくれるようになりました。
私も男の一人暮らしなので、AVが数十枚あり、一様隠していました。実はそのなかに母がAさんと旅行にいった時に、プレゼントしたビデオカメラで撮った時の映像が入ったディスクがあり、当然ながら母とAさんは数回セックスをしていました。私がAさんに渡した下着をつけた母も映っています。
そこに映っている母は、当然私の知らない母の顔で、AVでしか見たことない体位や、喘ぎ声を出しています。
私はそんな母の映像をオカズにしていました。恥ずかしながら、どのAVよりも興奮します。

ある日私が仕事中に母からメールがあり、家にくるとの事でした。私は一瞬で青ざめました。昨晩も母のビデオをオカズにし、朝出掛ける前、ディスクをケースにしまったのですが、ケースには「母のセックス映像」と書いてあったのです。
帰宅後、ディスクは触れられた跡がありました。
私はすぐに母に謝罪のメールを打ったところ、やはり最初はショックだったらしく、泣いてしまったそうです。
ですが私が母に好意をいだいていると思い、少し嬉しくなったと言っていました。

これからはお互い嘘や隠し事はなしだよと約束しました。
翌日母が家に来た時、私は調子にのって母のセックス映像を流しながら「この時はどうだった?」と聞いてしまいました。母も戸惑ってはいましたが、前日の約束があったので正直に答えてくれました。

あの時母は凡そ二十年ぶりのセックスだったそうで、Aさんも興奮していましたが、それ以上に母は興奮して、後半は記憶がないそうでした。
「お母さんにも見して」と母が頼んできたことはかなりの驚きでしたが、最初から見せました。

移動のレンタカーからビデオは回っていて、その辺りは母も映像を見ながらたくさん解説をしてくれました。

ただ最初のセックスの場面になると、一瞬黙ってしまったのですが、さっきまでたくさん話していた手前、黙っているのは変だと思ったらしく、母は「Aさんのあれはおいしかった」と言って、恥ずかしそうでした。その後も母は「お母さんは騎乗位が好き」とか、「Aさんのあれは奥まで当たってよかった」と解説をしてくれるのですが、相変わらず「あれは」という表現でした。
普段Aさんとの事を想像しながらオナニーしている事も教えてくれました。
映像は夕食後に母が例のセクシーな下着を着てAさんとセックスしている場面で、おそらく当時の母が一番興奮していたのでしょう。映像の母は「チンチン大きい!おチンチン!おチンチン」と連呼していました。その映像を見た母も「Aさんのチンチンは大きくて気持ちよかったわ」と、「あれは」という表現をやめました。

ただ、母が「チンチン」と言っているのを生で聞いた私は、理性が吹っ飛び母を襲ってしまいました。
最初は抵抗していた母も、男性の力には勝てず、私は母と一線を越えてしまいました。興奮した私は愛撫中に「チンチンどうしてほしい」と聞いてしまい、覚悟した母は「お母さんのマンコにチンチンを入れてください」と母に言わせてしまいました。

結局お互いが一回ずつ逝ったところで終わり、私は母に土下座しました。
母も映像の手前、今後私と母がセックスすることは親子なのでできない。その代わりお母さんをオカズにしていいと言うことになりました。
これ以上親子の関係を壊すわけにはいかないと思ったのでしょう。
ただまったく怒ってはいないと言ってくれました。

ただ、母が私の家に来るペースは大幅に減りました。
私が母を抱いてしまった事を、本当は怒っているのでしょうか?

母の真意はわかりません。

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みんなのコメント

1 名前:名無しさん2021年05月30日(日) 18時20分43秒

投稿者さんは優しい人ですね、お母さまとAさんには素敵な想い出になりましたね。
お二人は何年もプラトニックな関係であったからこそ、別れる前の旅行でのセックスは官能的だったと思います。離れ離れになる前の旅行でAさんはお母さまの中に何度も射精されたことでしょう。
お二人に記念を作られてよかったですね。
今のお母さまはあなたとの関係で気まずく感じているのではないでしょうか。

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