コロナのせいで堕とされた美人妻


私は一昨年の12月に念願だった飲食店を開店させました。
同年11月にかつての同級生だった妻と結婚したばかりでの船出でした。
店は地元で開店させたこともあって、
私と妻共通の同級生達や近所の知人(主に妻の)などが積極的に応援してくれて良い感じでスタートできました。
開店から1か月も過ぎると知人達も一通り来店済みになりますので、客足が遠のくものと不安に思っておりました。
しかし、嬉しい悲鳴ですが客足は遠のくどころか増えていきました。
妻と私共通の知人だった税理士とは起業特価で契約していたのですが「これはもう起業時の売上ではないから顧問料上げないとね」などと税理士が言うほどの売上でした。

好調の要因は、全て、地元で評判の美人だった妻のおかげです。
妻目当てというとおかしいですが、客たちの多くが妻に会うために来店していたのです。
中には「妻の手料理が食べられる」と喜んで毎日のように来る同級生までおりました。
しかし、開店3か月目になるとご存知の様にコロナの足音が忍び寄ってきます。
軌道に乗り始めた店でしたが開店4か月目の2020年3月に大赤字、翌4月は、なんと売上がほぼゼロとなりました。
オリンピック景気をにらんで若干無理な借金をしてオープンしたことも災いして経営は火の車になりました。
運転資金はショートし、日々の生活費もままなりません。

「売上がなく借金だけが増えているから、助けてくれ、開店時のように店に来てくれ」と気心知れた客達にお願いすると
「うちも厳しいけど、5月6月を凌いで夏になればウィルスも落ち着くはず、頑張れ」と皆が同じように返事をくれました。
私たちも『夏になれば客足も戻るはずだ』と自転車操業のようなことをしながら、なんとか店を続けました。
しかし、夏になってもコロナは落ち着かず、とにかく客が来ません。

もう限界でした。夫婦二人で今後のことを毎晩の様に話し合いました。
そして、店を閉めようと二人で結論を出したその翌日、
妻が同級生からGOTOイートの話を耳にし「GOTOイートが始まれば持ち直せるのではないか」と言い出しました。
私たちは僅かな希望に縋ることにしました。
もはや信金など普通の金融屋はどこも相手にしてくれません。
それでも同級生の一人がなんとか貸してくれる所をいくつか紹介してくれました。
私たちは運転資金や生活費のため借金を増やしながら、ぐる〇びにも掲載し、藁にもすがる思いでGOTOイートを待ちました。
しかし、GOTOイートが開始されても客足はあまり増えませんでした。
たまに顔を出してくれる客も1品や2品で帰ってしまう有様で、
むしろコスト高になってしまいました。

結果として、、、店は潰れました。
店の開店時に、毎日の様に店に来てくれていた同級生や知人たちは
今では、ある風俗店に通っています。
そうです。
妻が借金のため、泣く泣く働き始めた風俗店です。
「せめて誰も知らない遠くの店にして欲しい」と妻も私も泣いて頼んだのですが、
金主たちは許してはくれませんでした。
彼らは最初から妻の美貌が目当てだったのです。
最後まで親身になってくれた税理士までが、妻をひいきにしていると聞いて愕然としました。
せめて遠くの店でしたら・・・まだやり直すこともできたかもしれません。
しかし、私は地元で評判の美人だった妻を自慢に思っていました。
その妻が同級生や近所中の男達に抱きまくられているのです。
頭では分かっていても、私は妻をどうしても許せません。
折しも、昨日、その店の”新春パーティー”とやらのWEB広告がメールで送られてきました。
会員限定ということでしたが、なぜか私の下へも届きました。
内容を見て愕然としました。
続きは、http://moemoe.mydns.jp/view.php/44910

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