介護のバイトにて(続)


在宅介護の最終日、奥さん(仮名(菅原さん))に’ちょっと来て’と言われ、食卓のテーブルに座った。
美人で知的な人にじっと見つめられるとドキドキする。
’今日で最終日、お疲れさまでした、と言いたいところだけど・・
これを見て’とスマホを手渡された。そこには先日、夫人のパンティーを頭からかぶり、
オナニーしている私の動画が収められていた。
’老人介護している家には、大抵モニターが備え付けてあるの。
'名門大学で、おとなしくて、真面目な青山君(仮名)を信頼してたんだけど’
僕は真っ赤になって下を向いた。

’こうなったら正直に答えて頂戴。それが解決の道だと私は思うの’夫人は強いまなざしで僕の方を見た。
’何でこんなことしてしまったの’

長い沈黙の後、僕は蚊の鳴くような声で返答した。
’僕、実は菅原さんのことが好きで、毎晩、菅原さんのことを・・’
僕を見つめていた夫人の顔が少し赤くなったような気がした。
’あの日、パソコンを使ってよいと言われたので、悪いとは思いながら写真フォルダーを見ていました。
そうしたら、××温泉のフォルダーに、菅原さんの裸の写真が・・’
夫人は、’えっ’と言い動揺していた。
'悶々としていた時、菅原さんが帰宅し、スポーツバックを置いて外出したので、
ついバックを開けてしまいました。ごめんなさい。’
うな垂れている僕を見て、
’わかったわ。正直に話をしてくれて、ありがとう。

夫人は少し考えた後、
パソコン使ってよいと言ったのは私だし、
思春期の男の子のそばに下着の入ったスポーツバックを置いていった私にも落ち度があったわ。
モニターの件も言っていなかったしね。
今回は、私の胸の内だけに留めておくことにするわ’

僕は夫人のやさしさに思わず涙が出てきた。
夫人は、
’もう二度とこんなことはしないでね。来年、社会に出るんでしょう、青山君。がんばってね’
近寄って来て僕の肩を叩いた。微かに香水の良い匂いがした。

’でも、私のパンティー臭かったでしょう。汗で濡れていたし’と夫人は笑いながら冗談っぽく言った。
僕は安心したせいか、つい正直に
’はい、発酵したチーズのように臭かったです。鼻にツーンと来ました’

僕を見ていた夫人の顔は真っ赤になり、恥ずかしそうに眼をそらした。

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