性の目覚め


私は小学校から高校まで女子校に通い、家でも学校でも厳しく教育されていたので、性に関する知識がとても少なく、学校の授業で教わる程度しかなかったし、自慰行為もやったことがなかったほどだった。
そんな私が性に目覚めのは高校3年生の卒業式目前のある日の事だった。その日は大雪の影響で電車が遅れていていつも乗っている電車はいつもより人が多く乗っていて身動きができないほどだった。しかも、いつもなら次の駅まで止まることなく走行するのにこの時は少し走っては前が詰まり停車することを繰り返して一向に前に進めなかった。
いつも立っているポジションのドアの横にたどり着いてからは通学カバンが他の人に当たらないようにという事に集中しているとスカートが少しずつ捲し上げられているような気がしたが、気のせいだと思って何もしないでいるとふくらはぎの辺りまであるスカートが完全に捲られて中に手が入ってショーツを脱がされてしまった。校則でショーツの上に何も着けてはならないと言われていたので私の下半身はすぐに外気に晒される羽目になった。
背後から前の方に手が伸びてきて膣が手探りで当てられた途端に何か振動する物を押し付けられて驚いて声が出そうになったが、なんとか耐えているとその振動は少しずつ強くなり、それに応じて今まで感じたことのないようなお腹の奥がキューっと熱くなるような感触が起きた。
その感覚に驚いていると振動がぴたりと止み、3分ほどすると突然、振動する、ということを繰り返されて体感で30分ほど経った頃にお腹の奥が熱くなるのと同時に目の前が真っ白になって声が出そうになるのを唇を噛み締めて耐えながら体が逆エビ状に反って身体中に快感が広がった。
その後、降車駅まで何度もその快感に達して駅で降りる時にはフラフラになっていた。それでも何とかして降りてショーツを周りに気がつかれないように上げて歩いていると太ももの内側に何かが垂れているような感触がして学校に着いてすぐにトイレに篭って確認すると膣からこんこんと湧き出している透明な粘液が付いていた。
その日は午前授業だったので帰ってから家でパソコンで調べると私の膣に押し当てられていたものの正体が分かり、また、どこで買えるかも分かったので早速週末に通っている学習塾の近くにあるアダルトグッズ店に行って入手した。
ウキウキしながら家に帰り、部屋で買ったものを開封して早速、先日電車の中で押し当てられたような感じを真似してみると簡単に一般的に「イク」という感覚に至った。
親がいない時はずっとその「イク」ことを求めて自慰行為に励んだ。
その結果、以前よりすっきりとした気持ちになって最後の試験では過去最高の成績をおさめることができた。

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