神様たちが性に奔放過ぎ、古事記は最古のエロ本もどき


     
日本人ならば読んでおいて損は無い一冊ですが、実は古事記は「世界最古のエロ本」と称されることもあります。
理由は当然、内容がエロいから。
頻繁に性行為の描写が出てくる古事記。
物事の起点や転換点、解決策とありとあらゆるシーンで性行為が行われます。
今回は、意外にエロい日本創世の物語をご紹介します。
      
     
イザナギノミコトという男の神様とイザナミノミコトという女の神様が出現する所から日本の神話は始まります。
矛で日本という国を作った神様のイザナミとイザナギは人間の形となり、日本の地へ降り立ちます。
      
そんな2人は「人間の体」に興味津々。
      
イザナギ「お前の体、どーなってんの?」
      
イザナミ「凹んでるトコロがあります。」
      
イザナギ「オレには凸ってるトコロがあるな。お前の凹んでるトコロとオレの凸ってるトコロを合わせてみようか。」
      
イザナミ「いいですよ。」
      
・・・ってコトで「みとのまぐわい」という初の性交を試みることに。
そして、大地や他の神様など多くの子供を産んでいくのです。
コレが「国産み神産み」であり、日本は単純、いや、実に純粋なやり取りで産まれたようです。
      
      
アマテラスオオミカミが弟のスサノオの乱暴に怒り、天岩戸に隠れてしまうという神話。
日本神話の中でも割と知られているストーリーで、子供向けの文学にもこの物語は存在しますが、古事記の中には子供向けには削除されている部分が。
アマテラスを怒らせたスサノオの乱暴とは、部屋に大便をぶちまけたり、神馬を生きたまま皮を剥いで投げつけたりといった行動。
そりゃ怒ります。
そしてアマテラスは天岩戸に隠れるのですが、外では神々が賑やかに騒いで気を引こうという作戦に出ます。
大盛り上がりになったのは、アメノウズメノミコトのストリップ。
胸をはだけ腰巻を下ろした状態で踊り狂うアメノウズメノミコトに男の神様たちは大喜びします。
アメノウズメノミコトは天岩戸だけではなく、天孫降臨の神話の中でもサルタヒコに自身の女性器を見せた描写があります。
これは脱ぎたがりの露出狂、というよりも女性器の神秘性を表現している、とされています。
      
      
神様だけの時代から、人間と神様が共存する時代になると、神様は人間に対し色々と性的なコトをしようとしてきます。
三輪山の神様であるオオモノヌシは、美しい女性が当時のトイレである川屋で大便をしている際に、赤い矢になって近付き女性器を突きます。
その矢を寝床の横に置けば、たちまち矢が美しい男性に変身。性交し、妊娠してしまいました。
「女性の排便中に性器を突く」という発想が奇想天外で、何故そうしようと思ったのか動機を問い詰めたいところですが、女性も女性でなんでいきなり性器を突いてきた矢を持ち帰ったのか。
そして、矢が男性になったらイケメンだってことでそのまま性交して妊娠、という流れが凄いです。
親も「え?結婚もしてないのに妊娠?」と驚くのですが、娘が事情を話せば「神の子ならいいか」と妊娠自体には納得。この親にしてこの娘あり。
      
      
古事記だけではなく、ギリシャ神話にも結構エロい描写が描かれています。
古事記とギリシャ神話の中には、不倫・浮気あり、同性愛あり、一夜限りの恋を中心とした性生活ありと、かなり性に奔放な神様たちの姿が。
世の東西を問わず、古代の書物には現代では考えられないような性描写がありますね。
      
      
      
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