少年の混浴体験


私が14歳の夏休みの時に、田舎の有名な温泉地に一人で訪れた。そこに一人で訪れた理由、それは転校していった同級生に会いに行ったのがきっかけだった。同級生は父親が仕事を辞めて実家の温泉旅館を継ぐとの事で、一家で父親の実家である旅館に引っ越した。その同級生とは頻繁に連絡を取っていて、夏休みを機に思い切って彼の家まで遊びに行くことにした。同じ県内にありながら、私の住んでいる所と彼が引っ越した所では端から端なので、かなりの距離がある。電車を何度も乗り換えしながら訪れるのだが、彼の町はかなりの田舎なので鉄道が走っておらず、最寄りの駅から出ているローカルバスが唯一の公共交通機関である。しかもその鉄道やバスの本数も少なく、乗り換えの際に1時間も足止めされる事が2度もあった。隣町の最寄り駅からのバスは、同級生の住む町の中心地にある温泉街のバスターミナル行きであり、車内にも何人か温泉客の姿が見られたが、平日であり、温泉シーズンでもないので閑散としていた。バスターミナルで下車して最後の乗り換え。同級生の旅館は賑やかな温泉街ではなく、そこから離れた集落でひっそりと営業している。その集落行きのバスで温泉旅館を訪れた。そんな苦労をしてまでも訪れた同級生との再会は楽しく、夜遅くまで話が弾んだ。一泊して帰る際、同級生の父親がバスターミナルまで車で送ってくれた。一応彼の旅館の前に路線バスのバス停があるのだが、ここの集落の人はあまり使わず、マイカーでパスターミナルまで直接行くそうである。彼も学校の登下校は父親の送迎である。そんな不便な所に引っ越した彼と、ここを訪れるのに苦労した私。早く大人になって車に乗れるようになりたいと思っていた。
バスターミナルに着いて、父親に礼を述べ、同級生と別れた私。駅までのバスに乗ろうとしたが、ふと、思い出した。温泉街ならば混浴の温泉もあるんじゃないか?  私はまだ少年だったし、温泉に興味は無かった。同級生の家も温泉旅館だったが、私にとっては広い風呂としか思わなかった。しかし混浴ならば別の楽しみがある。そうしてこの温泉街から混浴のある温泉を探し回った。
現在では考えられないが、私が子供の頃はTVで普通に裸の映像が流れていた。温泉地を舞台にしたサスペンスでは必ずと言っていいほど女性の入浴シーンがあり、ポロリは当たり前だった。それだけではなかった。私の地元のローカルTVは土曜の深夜にエロ番組があり、毎回ではないがエロビデオの紹介まで行われていた。男の子は毎週それを楽しみにし、残念ながらエロビデオコーナーが無くても、番組の終盤に温泉紹介があり、そこで必ず女性リポーターのポロリがある。我が県は温泉に恵まれていて、この温泉地以外にも山間部には多数あり、県民でも県内の温泉地を把握しきれない程の数である。だから毎週の温泉リポートも成り立ったのだろう。それを毎週見ていた私は、この温泉地に混浴があるのを知っていた。たしか広い露天風呂だったような気がする。バスターミナルの看板で見つけた広大な露天風呂。ここに足を運んだ。
確かに混浴だった。意気揚々と入ってみたが、先客は小学校低学年の女の子と、その祖父と思われる人だけであった。やはり平日である。混浴でも女の裸が無ければ意味は無い。がっかりしていたが数分後に奇跡が起きる。脱衣所から女の声が聞こえる。しかも大人数である。そしてその時が来た。なんと20才そこそこと思われる15人程の女性の集団が雪崩れ込んできた。その集団の先頭が老人と少年(少女の祖父と私)に気付いて一瞬躊躇したが、そこは多勢に無勢である。彼女達は味方が多く、敵が少ない。圧倒的な人数差を持ってすれば怖くないのだろう。すぐに平気な顔をしてはしゃぎ始めた。ほとんどが胸を隠さず、下さえも隠さずに闊歩する輩もいた。14歳の私には刺激的だった。まだエロビデオを借りられる年齢ではなく、先程述べたエロ番組を見るか、捨てられたエロ本を見る程度だった。当然、母親以外の女の裸を見たのは初めてである。しかもそれが数多く、私の目の前を横切っているのである。あの集団は女子大生の体育会系だったのであろう。社会人ならば常識があり、あんなにうるさく騒がない。多くの人は引き締まっており、騒いでいる姿もどことなく体育会系に思えた。何人かは少女に「何歳? どこから来たの?」と可愛がるように話しかけていた。私に話しかけてくる人もいた。「騒がしくてゴメンね」ただ一言なのだが、1メートル以内の至近距離の正面にオッパイがある。そう思ったらビンビンのアソコからスペルマが出そうだった。彼女はみんなの所に戻ったかと思ったら、別の女の人がやって来て、一言二言話して戻って行った。それを何人も繰り返している内、話しかけてくる女の人の目線に気付いた。正面から話し掛けるふりをしながら目線は股間に向かっている。勃起したアソコに気付き、みんなに話して、一人一人見物に来たのだろう。変態だと思われる恥ずかしさに顔も上げられないでいると、一人は私の前で立ち上がり、アンダーヘアまで見せながら「ここのお湯は熱いよね。よく入っていられるね。熱くないの?」私を立たせようと挑発してきた。勃起しているのはもうバレてしまっているのだから堂々と見せてもいいのだが、当時は純粋な少年だったので、とても恥ずかしかった。でももの凄く強烈な体験をした感じだった。その集団が出た直後に私も脱衣所に向かった。男女別の脱衣所なので勃起している姿は誰にも見られない。体を拭いて脱衣所内のトイレに駆け込んだら、やはりスペルマが出ていた。射精する寸前である。シゴいてもないのにこんなになるなんて。そしてあの何人かの女性の正面からのヌードを思い出し、シゴいたらあっという間に出てしまった。しかも便器を飛び越えるような勢いで、すごい大量にである。普段家で想像だけのオナニーとは比べ物にならないくらいだった。
帰りに露天風呂の駐車場でバスに乗り込む女子大生集団と鉢合わせした。バスの窓から見ている人と目が合い、ニヤニヤされた。彼女達から見れば私は子供。大人の男として見ていないから笑って済まされたのだろう。恥ずかしがっている私をからかうのは楽しかっただろうね。でもこの日の出来事が私の今後を変えてしまうのである。

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