取り返しのきかない企画

今思い出しても、その先輩に悪いことをしてしまったと後悔の念でいっぱいです。

当時、私はAV会社の女性企画担当をしていました。その会社は女性目線で企画することが多く、
経理で入社した私は入社三年目で企画課に転属になっていたのです。
初めての担当だったのでスケジュールが切迫しましたが、何とか明後日の撮影に間に合ったと思ったのですが、
昼過ぎに出演女優さんから電話でインフルに感染したとの連絡が入りました。
慌てた私は別の女優さんの出演をお願いしに企画部長のところに行きましたが、空いている女優さんは以前に同じ企画に既に出演しているのでダメということで、急遽別の企画を考えることを指示されました。

よくやる手は、AV女優さんを社員に見立てて社内野球拳をやるのですが、
これはマンネリ化していてDVDの売り上げが上がらないので別の企画か、やるなら工夫をしてくれとのこと。
焦っている私は野球拳以外思いつかなかったのですが、以前その野球拳に素人である私に出演依頼があったことを思い出しました。もちろん即答で断ったのですが、素人さんを出演させれば部長もOKを出すのではないか。

親しくない人に単純に依頼しても出演してくれるわけがありません。
考えた結果、ジャンケンで必ず勝つことにして、下着でなく水着着用なら出演してくれる人がいるかもしれない。
私は、かつていっしょに仕事をさせていただいた社内では一番親しい篠崎真紀子さん(姓のみ仮名)に
期限が逼迫していることを含めて相談という形で話を持ち込みました。
当然、すぐにはOKしてくれませんでしたが、後輩が困惑している姿を見たためか、
経理なのでこの企画に穴をあけたときの損失がわかるためか、ジャンケンに絶対負けない、負けても上下の水着までという絶対条件で、その日の夜にようやくOKを貰いました。

篠崎先輩は、社内の男性たちにすごく人気がありました。性格が明るく気さくで面倒見がよい人で、
その上、美貌の持ち主です。人気があると言うのは当然、性の対象という意味を含めてです。
企画部長のお気に入りでもありました。翌日、企画部長に話をすると案の定すぐにOKが出て準備に入りました。
午後に、出演する女優さん3人と篠崎先輩と会議室に入り、明日のジャンケンの練習をしました。
これは篠崎さんの希望で、当日うまくいかずに間違えたら大変なことになるからです。
篠崎さんが、グー、チョキ、パー、そして折り返しパー、チョキ、グーの順番で出すことで練習をしました。
ちなみに、このことは企画部長や男性陣を含め他の人には知らせないことにしました。
その方が、男性陣が盛り上がり臨場感が出ると考えたからです。

当日の午後、撮影が開始されましたが、ここでもハプニングが発生してしまいました。
昨日練習した女優1名がインフルで欠勤してしまったのです。
慌てて部長のところに行った結果、当社のお抱えの30歳過ぎの女優Bさんが急遽代行出演することになりました。

いつもより男性の観客が多い中、
一回戦は予定通り、篠崎さんは上の黒い水着を見せるだけで勝ち上がりました。
篠崎先輩もいろいろ考慮してくれているようです。黒い水着は下着と言われても納得できる代物でした。
決勝戦が始まりました。
’篠崎さん、よく出ることを決心してくれました。Bさん頑張れ!’
決勝戦になると観客はさらに増え、部屋の中央に机6個を並べた舞台の周りにびっしり男性陣が陣取っていました。
この企画は成功したかな。モニター室でほくそえんでいる私の目に、
なにやら初戦より緊張している篠崎さんが写っていました。あまりの観客の多さのため?
後で、気づいたのですが、当然私は代行のBさんにもジャンケンの順番は教えていたのですが、
それを篠崎さんまでには伝えてなかったのです。
もう一つ、これは後日聞いたのですが、数年前にBさんと篠崎さんは仕事上で衝突したことがあり、
あまり良い関係とは言えない間柄だったそうです。
一回戦、篠崎先輩の負け。続く2回戦も篠崎先輩の負け。
男性陣が盛り上がる中、いつもは知的で気丈な篠崎先輩が明らかに動揺しています。
'篠崎さんのパンティーが見れるなんて夢のよう。Bさん、篠崎さんをスッポンポンにして~’
’次はオッパイだ~’
ヤジが飛び交う大歓声の中、3回戦。
’ヨヨイのヨイ!’
Bさんグー、篠崎さんグー?????
’ヨヨイのヨイ!’
Bさんチョキ、篠崎さんパー?????
何と、篠崎先輩は動揺のためか疑念のためか出す順序を間違えて負けてしまったのです。
男性陣が狂喜乱舞する中、篠崎さんが何かを言っています。
女性進行役が、’じゃー、篠崎さん、上を脱いでもらいましょう’
’うそでしょ、無理、無理よ、こんな大勢の前で!’
やっと篠崎先輩の慌てふためく声が聞き取れました。
'この企画に棄権はありません。さあ、潔く脱ぎましょう。’
この段階で、若い企画担当の私が何を言っても無理でしょう。
お金が絡んでいるし、なによりこの場の雰囲気が中止にする雰囲気ではありません。
’無理です。絶対に無理!’
かたくなに拒んでいる篠崎さんにとうとう主任デレクターがマイクで、
’夕方までに納品しなくちゃいけないんだから早くして!!’
女性進行役もしびれを切らし、
’じゃあ、取りあえず手で隠してていいから、取りましょう’
長いやり取りの後、
ついに篠崎先輩は折れました、
手で慎重に隠しながら、ブラを抜き取ったのです。

’じゃあ、次行ってみよう’
’野球、すーるなら、こういうぐあいにしなしゃんせ、アウト!セーフ!ヨヨイのヨイ!’
Bさんパー、篠崎さんグー
男性陣が狂喜乱舞する耳をつんざくような大歓声の中、篠崎さんは机の上にへたり込みました。
’パンティー、パンティー’男性陣がコールする中、篠崎先輩は首を垂れたままです。
’できません。これ以上は無理です。降参します。’
いつも冷静な篠崎さんが、当然ですがすごく取り乱しています。
’この期に及んで、それはダメです。ルールは守ってください!’
主任デレクターもマイクで’巻で!巻で!’
’嫌です、ダメです、できません’
’自分で脱げないのなら、男優さんに手伝ってもらうしかありませんね’
男優2人が机に上がろうとするのを慌てて手で静止して、
’わ、わかりました。脱ぎます。ね、脱ぎますからそれで終わりにしてください。’

長い沈黙の後、静寂の中、
篠崎先輩は左手で胸を隠し、右手でゆっくりとショーツに指をかけました。
そして、片手だけで時間をかけて、ショーツを足首から抜き取りました。
男性陣は興奮の拍手喝采。モニターに篠崎先輩の白くて大きいお尻が映し出されました。
'俺、もう死んじゃいそう~、まさか憧れの篠崎さんの生尻を目の前で見れるなんて!’
’じゃあ、最後、罰ゲームで~す。男優さんによる電マ攻撃~’
篠崎さんは悲鳴を上げ、亀のように体を隠していましたが、無駄な抵抗であることは明らかでした。
1人の男優さんが、篠崎さんの両足を抱えて持ち上げ、手も固定しました。
ついに篠崎先輩の豊満な胸、そして下の女性自身が、観客の前にご開帳となってしまいました。
最前列にいる企画部長と普段いっしょに仕事をしている経理部の殿方達の目の前でです。
’いや~、ダメ~、恥ずかしい~’真っ赤な顔で、首を激しく左右に振る篠崎さん。
電気マッサージを持って近づく男優さんを見て、私はモニターに背を向けました。
とても見ていられなかったからです。
入社2年目のとき、私はこの電マを購入して、自分で実験したことがあります。
女性ならどのような状況になるかは見なくてもわかっていました。
’お~、すごい、すごい、すごい量出てる’
男性陣の歓喜の声と篠崎先輩の断末魔の声を聞きながら、私は立ち上がり、部屋をあとにしました。