夫が出張中、連日連夜妻のもとに夜這いが、大正期の集落


大正期に夜這集落で、警察官も夜這をしてたが、本人が本署に出張中妻に連日・連夜夜這いがかかった。
「誰の子か」は子を産んだ女は体で分るという。
また「性の乱れ」は今の感覚にすぎない、乱れは同じかも、また今の方が酷いかも。
     
庶民の楽しみ・生きがいは「それだけ」だったこと、わかるかな。
中山太郎『愛欲三千年史』を見ると赤松の本など問題にならぬ。
     
でたか『愛欲三千年史』。本居宣長の話がある。
     
朝飯を食いながら弟子が内弟子達と
     
「先生こそ本当の生き神様。学問と言い人格といい・・」
「日本広しと言えども先生に上越す生き神様はあるまい」。
     
傍らで給仕していた下婢が急に泣き出したので分けを聞いた。
     
「そのその生き神様が年がいも無く夜になると毎晩のように私の許へやってくるのです。昨夜もやってきましたので余り煩いので足で蹴飛ばしてやりました。生き神様を足蹴に掛けたので私はきっと神罰が当ると思うて悲しくなりました」。
     
この話を聞いた秋田出身者が
     
「本居翁が下婢の許に夜這いしたなんて少しも面白くない。秋田県などでは明治初年までは下婢の貞操というものは、その主人が支配するのが当然だった」
     
と紹介しています。
     

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