奥手な自分  (あやな様)


奥手な自分  (あやな様) 
    
あやなは、いつも寂しかった
パソコンに向かってつぶやく
「チャットってものたりないなぁ」
出会い系にいく勇気もないし 彼氏以外の人にきょうみをもったあやな
    
あやなは、濡れた自分のところを見て
同級生のさとるをおもってしている
さとるは、スポーツ万能だけど幼馴染だから
よくあやなと話す
彼の笑顔を見るとドキドキする
けど、告白したら怖い
だから、自分で慰める
大学生にもなって、おくてだなと自分を嘲笑する
大事な部分はあふれて
ラブジュースがたまって
好きなさとるに振り向いてほしかった
    
あん 気持ちいい
彼の匂い 後姿を考えるたびに
あやなの大事なところは 濡れる
会いたいな
抱きしめてキスして
そんな事さえいえないけど
    
電話がかかってきた
さとるだ
「おい、何してた」
自分のあられもない裸体を見てるかのようにぞくっとした
「え、テレビ見てたよ」
冗談のような会話 
「好きなの、、さとるが」
チューハイを3本飲むとろれつがまわらなくなる
「好き?」
今も濡れてる自分に正直に言う
「振られてもいいんだ。さとる 好きな人いるんでしょ」
「。。。お前やがな」
え、頭が真っ白になる。言葉が出ない
「俺から言うから、あやな 付き合って」
「はい」
    
しばらくするとさとるは 手だけ握ったから
自分から舌をからめた
そのキスは稚拙だけど、甘いものだけど
まだまだ始まり・・・

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