大人になった君へ   なお様


大人になった君へ   なお様
     
ねえ、覚えてる?
わたしたちがちっちゃかったころのこと。
あのころ。
君はわたしに。
えっちなこと、いっぱいしてた。
わたしのスカートめくったり。
物陰でわたしのパンツ脱がせて、
わたしの大事なところを、
指でちょっと触ってみたり、
ほんの少しだと思うけど開いてみたり。
それに・・・。
突然、わたしにキスしたこともあったよね。
あれが、わたしの、ファースト・キスだったんだよ!?
君がえっちなことするたび。
わたし。
「○○ちゃんのヘンタイ!!!」って言って。
怒ってみせてたけど。
でも。
本当は。
全然イヤじゃなかったんだよ。
だって。
本当は。
君のこと、大好きだったから。
君にえっちなことされてるときは、いつも。
すごいドキドキしてた。
大好きな君が。
他の女の子じゃなくて。
わたしに、えっちなことしてくれてるのが。
すごいうれしかったんだよ。
     
今の君とわたしは。
ただの幼なじみ。
あまりに親しすぎて。
恋人同士とは、ある意味、いちばん程遠い関係。
でも、今もわたしは。
口に出して言ったことはないけど。
君はたぶん気付いていないと思うけど。
君のことが、大好きなんだよ。
時には、
あのころの記憶をたどりながら。
時には、
今の君と愛しあうことを夢見ながら。
自分で自分を慰めることしか。
今のわたしには、できないけど。
でも、いつか。
こんどは、わたしのほうが。
君に、えっちなこと、しちゃうね!?
あのころ、君がわたしにしてたことよりも。
ずっとずっと、えっちなこと。
だって。
今のわたしたち。
もう、子供じゃないんだから。

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