純情援交オフィスガール


 「このたびは、とんだご不幸で。心中よりお察しもうしあげます」
 なくなった元夫とは半年前に離婚が成立しており、葬儀への参加はしなかった。
 「そうなのか。じゃ、話は早いかな」
 「?」
 「君の喪服姿、見たかったな」

 「花森くん。ちょっときてくんないかな」
 社長室に呼ばれる花森里美さんは同僚でした。
 紺のベストに短めのスカート。
 そこからのぞく美脚が彼女の売りでした。
 黒のパンストも。

 社長室へと向かう花森さんの後ろ姿は、大きなお尻がいやらしく揺れていました。

 「今度一緒に社長のお家へ行ってくれませんか」
 花森さんから簡単な説明がありました。
 社長には連れ合いがいない。
 花森さんが不定期ではあるが、行って身の回りの世話をしている。
 「ところで、社長には、コスプレの趣味があるの。年だからしょうがないわね」

 「喪服でいけばいいのかしら」

 「メイド服よ」

 土曜日には、メイド服で花森さんと二人社長宅を訪れました。

 「たまらん」
 社長の声がしました。
 「お茶を」
 身をかがめて、来客用のテーブルにお茶を置くと、
 「たまらないな~」
 社長の声のボリュームは大きくなるばかり。
 メイド服はもちろんミニで、下着は穿いてきていませんでした。
 花森さんからは
 「エッチはないのよ」
 と聞いていました。

 「十九や二十歳の小娘じゃないんだから。いいんでしょ」

 お尻を触りながら社長が言います。

 「ご無沙汰なんでしょ」

 「!・・・なんと。ノーパンだったのか」

 「たまんね~な~。もうギンギンに起っちゃってるよ。」

 「中は、中だけは許してください」

 『エッチはないのよ、って。膣内(中)発射(出し)はアリだったの』

 「やっぱ初物は吸いつきが違うわ。名器だぞ。たまらん」

 社長は、恥ずかしいセリフを連発しながら、最後は中で発射してしまいました。

 私は、その一瞬目を丸くしたかと思うと、次の瞬間には涙がこぼれて、声を出して泣いてしまいました。

 『あなた、ごめんなさい』

 心では侘びていたのですが。

 「これからもご奉仕させていただきますのでどうぞよろしくお願いします」

 あそこからは、発射されたばかりのザーメンがソファの上に滴り落ちていました。
 

 

 

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