マンションの父と娘


 「おとうさん」
 トンと言われたことがなかったというか、7年ぶりの実の娘との再会だった。
 ノースリーブに黒のチノパンという軽装だったが、見覚えのある籐椅子に後ろ向きで腰掛ける娘の腰から足にかけてのラインには少しの胸騒ぎを覚えた。
 
 「これが最後かもしれないからチューしよう」
 ばちん。
 中学生になったばかりの娘の平手打ち。
 「私はお父さんの着せ替え人形じゃないんだからね」
 紺のセーラー服に三つ編みだった。
 「おとうさんてさあ、私のセーラー服姿が好きでさあ。泣いたりするんだよ」
 マンション10階の踊り場で、たまたまお隣の同級生のたまちゃんと娘との会話。
 理解のある娘だとは思っていた。

 「おとうさん」
 立ち上がった娘は、着ていたものを脱ぎ始めた。
 
 ハーフパンツに白Tとこれまた軽装だった。
 愚息が起っていた。
 そればかりか我慢汁があふれて沁みをつくっていた。
 パンツを下ろし反り返る怒張を握り、どこで覚えたのか銜え込む娘の心のこもったフェラチオに体をのけぞらせ、頭の中は真っ白になった。

 娘の部屋はそのままにしてあった。
 ベッドでM字に開脚して、自らの陰部を指でこする娘。
 昼前の逆光がまぶしい。
 と、突然四つん這いになりお尻を高く突き上げた。
 片膝立ちで、いつの間にか発育を終えた見知らぬお尻を攻めた。
 これまたどこで覚えたのか、娘が上になると高速の激しいピストンで心臓が止まりそうになった。
 最後は、再びバックで、お尻に出した。

 マンションは娘に明け渡し、これからは賃貸にしようと決めた。

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