当時は女性がうずくまると観音様が丸見え


・観音様というあだ名の女性がいた。
(観音様とは男性器が出入りしたり赤ちゃんが出たりするもののこと)
当時の女性は大抵はパンツをはいていないので、女性がうずくまると観音様を見ようと思えば丸見えで、ある日若い男がチラチラと観音様の観音様を見ている。
「あんたどこを見ちょるんの」
と観音様がどなりつけたら
「観音様が開帳しているで、拝ましてもろうちょるのよ」と言ったげな。
そしたら「観音様がそがいに拝みたいなら、サァ拝みんされ」
って前をまくって男の鼻さきへつきつけたげな。
男にとっては何ぼええもんでも鼻の先へつきつけられたら弱ってのう、とんでにげたんといの。
それからあんた、観音様って言うようになったんといの。
それからあんた、若い者でも遊びにでも行こうものなら
「あんた観音様が拝みたいか」
って追いかえしたげな。
隠すから恥ずかしいげな!

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