混浴露天風呂で露出


皆さん、こんにちは博多の久美子です。
福岡に来てもう8ヶ月が過ぎました。ようやく時間が取れ
温泉に行く事ができました。
 今回はその温泉での出来事をお話致します。

 5月の連休に前々から行きたいと思っていた温泉に行ける
時間ができました。何人かの方から戴いたメールに共通する
話題の場所、それが「へび○湯」でした。

 早朝、マイカーをへび○湯に向け出発しました。
カーナビでも検索できないため事前に情報を集めての行動です。
誰か詳しい事を知った方と行くのが一番いいのですが今回は
私だけの単独行動です。

 約4時間の道のりで近くまで来ているはずなのですが、入口が
よく解らず迷子になっていると一台の車が自信たっぷりに小道へと
進んでいくのが目に入りました。
 私の勘ではこういう車に着いて行くと目的地に辿りつける事が
有りました。今回もそれに習いその車の後を附いて行きました。
 
 道は途中から砂利道へと替わり狭く粗い石だらけに変わり
そして警告を与える大きな看板が有りました。

「特に夜間や女性のみでの立ち入りは非常に危険ですので
 ご遠慮下さい」
今まで混浴露天風呂と言われた場所にいろいろと行きましたが
こんな警告がある所は初めてのパターンでした。

(女性のみで来ちゃった・・・・・)

 車を停めて考え込んでしまいました。
もしも知らない男性に襲われでもしたらどうしよう。
やっぱりパートナーを捜して来るべきだったのかしら。

(今更、私なんか襲ってどうするのよ?)
もう一人の私が囁くのです。「行け」と・・・

 舗装されていない道を上下左右に揺られながら走ると
山中にいきなり監視カメラが付いた物々しいゲートが現れました。
(ある意味怖い・・・・)
ゲートを通り更に走る事数分、車は目的地らしき場所に到着しました。
そこには10台程の車が停車し先客がいる事を知らせていました。。

 この台数だけ人が居る事が解りますが果たして女性がいる
のかまでは解りません。もしかすると全て男性で女性が
私一人の可能性だってないとは言えません。
 不安を感じながらも車内で準備を始めました。
準備といっても簡単なものでただ着ている服を全て脱ぐ事です。
 
 これはある方が温泉巡りの記事で脱衣場がない時に屋外を
移動する手段として裸に大きめのトレーナーだけを着て
浴槽まで行く記事を読んで私もそれを真似ていました。
 
 実際に脱衣場がない露天や脱衣場があっても男女別に
なっておらず一人だと何かと危険な事があった場合に
備えてこの方法をとりました。

 これが露出なら隠れて行う事なのですが、不思議な事に温泉地だと
人の目が有っても車外に出て堂々と裸になれるのです。
私が脱いでいる傍を一台の車両が山道を下って行きました。

 脱いだ服はバッグに入れて大きめな男性用のパーカを
羽織ると着替えは完成です。
 男性用のパーカだと私の体くらいならお尻の下まで隠す事が
でき、そして濡れた体でもすぐ着る事ができるし汚れても気に
ならないためとても重宝しています。
 貴重品はポーチに入れて持ち歩けば完成です。
最後に一つ。一応辺りを確認し誰も居なくなれば茂みの奥に
隠れるように入りしゃがんでおしっこを済ませます。
 これで全ての準備が終わりました。

 ポーチを手にそばの川を下ると十畳ほど広さにいくつかの
浴槽と脱衣場らしき建家がある場所に着きました。

 時間を掛けて九州の秘湯と聞いて来たかった希望が叶った
はずでしたが何か違和感を感じました。周りにいる人の数を
端から数えていくと老夫婦一組、中年夫婦一組、カップル二組
単独男性八名、そして私の計17人。
 十畳にこの人数・・・・
(ヽ(`⌒´)ノ狭すぎるわ!)
 
 私の予想を裏切る結果でした。
 連休中で天候も快晴と好条件が揃っていました。
私の計画では、私と数名の男性しか来ていないだろうと予想し
ここで淫らな事を行うには持ってこいだと思って居たんです。
これだけの方がいるともう露出行為どころではありません。
 
 先客に挨拶をした後、脱衣場でパーカを脱ぎその場の男性に
体を見せるように時間をかけ、ゆっくりと丁寧に衣料品店の
棚にある商品のようにパーカを畳んでいきました。
 
 パーカを脱ぎそして初めて気付いた事が一つ。
(あ、体を隠すタオルを忘れたわ・・・)
もはや開き直るしかありませんでした。片手で胸だけは
覆うように隠しあとは隠す事なくそのまま浴槽へ向かい
ました。
 北海道なら女性はバスタオルを巻くか水着を着るのが
普通だと思っていましたが九州の女性達は誰もタオルで
隠すことなく堂々としていたのが驚きでした。
 
私が増えたことで男性が少しずつ移動して私の場所を
開けて招いてくれました。隣の方と挨拶を交わしそして
在り来たりな会話を始めました。
 ここは以前、知る人も来る人も少ないひっそりとした
秘湯でしたがネットの普及と混浴を恐れない女子の増加で今は
有名な混浴露天風呂となってしまったそうです。

 私にとって会話の内容は重要では有りませんでした。
気になったのは男性陣の視線がどこにあるかです。
恐らく皆、それぞれの好みの女性の体に向けられている
はずです。

 浴槽の縁に腰掛ける人、湯船に浸かる人とそれぞれでしたが
私は腰掛けて足湯を楽しんでいました。
そうした方がより自分の体を周囲に見せられるからです。
 ただ浴槽の縁はただの岩なので時々お尻をずらさないと
お尻に岩の痕がついてしまうのが問題でした。
またお尻を動かすたびに小さな石や砂がお尻についてしまい
それは例えるなら靴に入ってしまった小石の様に気になって
仕方がないのです。
 お尻についた砂を払うために腰を浮かせると隣の人達も
それに攣られるように動くのです。

 一度岩の表面についた砂を流してしまうため、縁に向かい
手でお湯を漉くって岩に掛けながら砂を流していきました。
ただその時は私の正面に座っていた方に、私がお尻を向けて
しまうので、その辺りの湯船に使っている人の顔の高さに
ちょうと私のお尻とあそこが来てしまうのです。
 それを知って業とやっている事なのです。
私程度の小さな手で漉くえるお湯の量などは微々たるもので
何度も何度も繰り返し時間を掛けて流しました。
 その間、私の正面にいる方々に私の弛み始めたお尻と
小陰唇の一部を披露しました。

 しばらくゆったりとした時間でした。私はその間も周りの
人間観察を欠かしません。一番落ち着きのない男性は一番若い
カップルの彼氏さんでした。
 彼氏さんは自分の彼女、もう一組のカップルの女性、私、
御夫婦の奥さんを隈無く眺めていました。
 しかしそれに対向し私の目線はここにいる男性を年齢、容姿に
関係なく穴が開くほどに見詰めていました。
私の目線が移動し男性と目が合うとお互いに視線を外す、
これを繰り返しました。

 こんな時男性は何を考えているのでしょうか。
裸の女性を見て興奮し勃たないように我慢しているのでしょうか。
それとも純粋に温泉を楽しむために衝動を押さえる事ができて
しまうのでしょうか。
 そんな事を考えている私自身の乳首は少し硬く尖り始め
近くで見れば立っているのが解ります。

 時計がないためどれだけの時間が経っていたかはっきりとは
解りませんがご夫婦が湯船から上がり帰り支度を始めると
それを切っ掛けに他の方々も車へと戻って行かれました。

 私の他に単独の男性3名、カップル一組が残りました。
例の若い彼氏さんは自分の彼女以外の裸が見られた事で舞い
上がってしまったのか帰ろうとする彼女さんをあの手この手で
踏み留めようとしていました。
(この人は無害だわ)

 本当に有害な人は単独男性の中の一人でした。
水分補給用のペットボトルを持ち込み長時間の滞在にも耐え
お風呂の中でも決して眼鏡を外さない、決定的なのは女性を
見詰める眼差しが以上に長くその上瞬きが少ないのです。
 そしてその男性は決めたポジションから動かない。
(この人慣れてる。きっと鰐だ)
 『ワニ』と呼ばれる人達がいます。
混浴で女性をひたすら待ち続け覗く事を生業とした人達・・・
この性癖をもつ人達は私の様に露出を目的として訪れる女性に
対しては言葉巧みに話しかけ近づき、バスタオルを巻いた女性には
外すように誘い、そして体に触れようとするのです。
 
 鰐さんは私より若い彼女さん(の体)に興味があるらしく
まばたきもせず彼女さんを視姦していました。
そんな視線にうすうす気付いているのか彼女さんは私に頻りに
話しかけてくるのです。これが彼女なりの抵抗だったのでしょうか。
 当たり前ですよね。3匹のおっさんに話しかけるより同姓の
女性の方が話しやすいですよね。
 
 可奈さんと言う女性、鹿児島から来られたそうです。
彼女から面白い温泉の話が聞けました。

可「鹿児島に砂に埋められる温泉があるんです」
久「ほうほう」
可「みんな海岸で首だけ出して埋められるんですよ」
久「海水浴でよくやるあれですか」
可「そうです。浴衣を借りて埋めて貰うんです」

 聞いて興味がわいたのでいつか行ってみようと思いました。
そんな二人の会話を鰐さんはじっと聞いていたのでしょうか。

 上から人の下りてくる足音が聞こえ、又人が増えそうでした。
今回は何もできずに消化不良でした。もうこれ以上ここに居ても
仕方がないので私は湯船から出ると脱衣所に置いたパーカを着て
車に戻る事にしました。
 可奈さんもお湯から出る切っ掛けが欲しかったらしく私を見て
彼氏に聞く事なく出てきていました。

 脱衣場に一人くらいが入れる小さな個室があります。
可奈さんはそこに入って着替え私はパーカを羽織ると先に車に戻る
ことを伝えそこで別れました。

 車に戻る途中、駐車場で先に上がった人達がいました。
そして後から来た方々も浴槽へ向かう準備などをしているのが
目に入りました。
 その横で自分の車に戻りパーカを脱いで濡れた体を拭いて
いましたが誰も声を掛けてくるでもなくチラチラと私の方を
遠慮がちに眺めているだけでした。
(時期が悪かったかな、場所がわるかったかな・・・・)
往復に約10時間、走行距離350km、お湯に浸かった時間20分弱程度
感動はプライスレス・・・・そんな訳有りません。

次はどこへ行こうか悩んでいます。
(鹿児島って往復、何時間だろ?)
久美子でした。

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