森の木陰で


 カーセックスしました。
 不倫って、不法行為だって知らなかった私。
 確かに、昔会社の先輩が、「300万円で示談」なんて話あったけど。
 どう見ても、そりゃないわ、300万円高すぎ新作。
 それはそうと、年齢は、あえて言わないけど、人生初のカーセックスは、不倫だったの。
 今日突然「現場へ行ってくれ。いやなに簡単な現場確認の立会いするだけだから」
 そういわれて、気軽におKしちゃった私。
 会社の車で運転は同僚のMさん。
 まだ独身で、まじめ一筋のMさん。
 私は、3人の子持ちです。
 作業着を着ると、体の線がくっきりと浮き上がって、我ながらなかなかのものだと。
 現場は、森の中でした。
 突然、毛虫が私の作業着のズボンのふくらはぎのあたりに落ちてきました。
 毛虫は大の苦手。
 すると、Mさんは、ポケットティッシュを出し、毛虫を取ってくれたのです。
 車に戻り、次の現場へ行こうとしたとき、運転席のMさんの股間がテントのように張っているのに気づいてびっくり。
 ギアチェンジのレバーに触るように、
 『さっきのお礼よ』
 とばかりに、ズボンの上からMさんの股間を手でグリグリしちゃいました。
 驚いたように私の名前(涼子です)を呼んだMさん。
 そして、怪しくうごめく私の指先の向こうで、早くもピクピクと反応が。
 「涼子さん、ごめん」
 というと、Mさんは、逝ってしまったようでした。
 「ご、ごめんなさい。私、どうすれば・・・」
 3人子持ちに似つかわしくなく狼狽する私。
 でも咄嗟に、Mさんの作業着のズボンのチャックを開け、パンツからぐったりしたお稲荷さんを引き摺りだして、射精(だ)した液をお口で清掃してあげたのです。
 余程溜まっていたのでしょう。大量射精にもかかわらず、Mさんのお稲荷さんは回復基調。
 私も欲望に火がついてしまいました。
 「涼子さん、好きだ」
 そういわれて、回復したMさんに跨ってしまいました。

 
 
 

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