お恥ずかしいお話です


何年も前の話です。
私は仕事で定期的に韓国を訪れていました。
4日間お休みを貰えるチャンスがあり、何をしようかと思っていたところ
一つ思いつくことがありました。
恥ずかしいのを承知で記載しますが、私はOゾーン、いわゆるお尻の周りに
かなり毛が映えていて(恥)以前から脱毛しようと思っていました。
日本で行うとお金が高いし、何となく恥ずかしい。
そこで異国で格安で日本語女性スタッフ在籍のお店を探して行くことにしました。
脇とかVゾーンは値段が高くてもしっかりした店の方が良いですが、
お尻の方は安ければ安いほどいいかなと気軽に考えていました。

受付に行く片言の女性スタッフがいて写真で説明を受けました。
下半身裸になり、ベットに寝て足を上げて器具に付けて、これを貼って先生を待っていてくださいとのこと。どうやらここは元産婦人科らしい。(格安だからな~)
最後は聞き取りづらかったのですが、どうやらこの前貼りは粘着性が強く、
剥がすときは気をつけろということでした。
指示された室の扉を開けると妊婦の診察用のベットが正面にありました。
私は言われたとおりショーツを脱ぎベットに上がり足を開いて器具に乗せました。
もし今ドアを開けられたら最悪。私は急いで前貼りを貼ろうとしましたが、
シールがなかなか剥がれません(泣・・)。
手間取っている内に物音がしてドアから中年の男性医師が入って来ました。
私は急いで手で股間を覆い、まだ準備できていないことをアピールすると、
男性医師は後ろを向いて、たぶん韓国語で’早くしてくれ’と言っているのでしょう。
手間取っているとその医師は私から前貼りを取り、シールを剥がしてくれました。
私は慌てて前貼りを貼ろうとしましたが、焦っていたため本来なら下の位置を決めて
下から上に貼るべきものを上から貼ってしまったため、
陰部を全部隠すことができなくなってしまいました。
動揺した私は、1回剥がそうとしましたが、毛にくっついてしまって剥がれません。
最悪(泣)。医師が声を上げて振り向こうとしたので、
力任せに前貼りを伸ばし、何とか全てを隠すように貼り終わりました。(セーフ)

医師は下半身と上半身を遮るようにレースのカーテンをしめ、
私の前に回りましたが、また韓国語で何か喋っています。
するとビニールの手袋をした医師の手が私のお尻にさわり動かそうとします。
どうやら、もっと前に来て、お尻を突き出せと言っているようです。
私はお尻を前に移動して前に突き出そうとしたところ、悲劇が起こりました。
何と・・・強引に伸ばして貼った前貼りが、ゴムが戻るように勢いよく剥がれ、
私の娘さんがご開帳となってしまったのであります。(泣)
私は慌てふためいて、貼り直し今度はしっかりと抑えたつもりですが、
数分立つとまた勢いよくご開帳~で丸見え・・・・。(泣、泣)
医師が何を喋っているかもわからず私は諦めて、中途半端な位置で貼り直しました。
私の娘さんが下から顔を出しているのは確実です。(恥)

私は目をつぶって20分ほどの時間を耐えきり、逃げるようにホテルに戻りました。
部屋で下から確認してみると何と半分ぐらいしか隠れていない・・・(恥)
私の娘さんが20分もの時間、あの中年医師に観られていたかと思うと
恥ずかしいやら、くやし~いやら。
何回か通院しないと脱毛はできないとのことですが、
当然のことながら二度とその病院へは行きませんでした。

まあ、安い料金を選んだことや、貼り方をミスった私が悪いのですね。
娘さんに恥ずかしい思いをさせてしまいました。

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