初めての海外赴任は、お隣の国!


最初の海外赴任地は、お隣の国で当時、「怖い国」の印象を持たれていた事と、
子供が小さかったので奥さんは「単身で赴任して・・」

当時の、お隣の国の印象を簡単に・・
空港は金浦空港で手荷物を受け取り最後のドアを出ると、キムチの匂いが漂います。
出迎え人には派手な服装の中年女性を10数人見掛け、ビジネス・スーツ姿の
(日本人)中年男性を出迎えている様子だった。(中小企業の経営者かな?)
乗客も男性ばかりで、女性乗客は所縁の在る方と見受けた。
(在日韓国人かな?)
私は会社の運転手が出迎えてくれますので、運転手と共に空港ビルを出ると、
ライフル銃を持った兵士が警戒していました。(戒厳令だったからな~)

社用車はドイツ車のオペルで4気筒2.4Lだったかな?
高級車は三菱、デボネアの現地生産車で「グレンジョ」と、言ったかな?

前置きが長くなりました。
仕事で日本企業のサポートが急遽必要になった時、サポート企業に電話で出張要請・・
当時、入国には査証が必要だったので即応出来ません。
奥の手はトランジット(乗り換え)を利用する手が有り、72時間滞在出来ますので
仕事時間には充分です。
トランジットですから航空券は、査証の要らない香港を目的地にした航空券を
用意してもらいます。(二人に来て貰いました。)
朝、一番のFLTで成田を発てば、午後2時には会社に入れますが、問題解決には
徹夜作業です。

徹夜作業を終え香港へのFLTは夕方ですから、お礼を兼ねて食事を・・
午前中ですから料亭は、開いているか?
秘書に会社指定の料亭に連絡して貰い、無理を言って開けて貰いました。
料亭のママさんと若い清楚なスーツ姿の女性2人に出迎えて貰い、
部屋に案内されます。

私の隣には秘書が・・客人には其々、若い女性が寄り添いビールで乾杯し
料理を頂きます。
客人は、寄り添った女性が料理を小皿に取り分け、食べさせますので
些か驚いている様子でした。(俗に言う妓生です・・日本語は話せませんでした)
秘書は私に「私は妓生ではないよ~」釘を刺します。

料理も充分戴き、ほろ酔い気分になった頃、妓生を見ると「腰がモゾモゾ・・」
客人は妓生の尻を悪戯しているようだな~!
秘書に耳打ちし「部屋は如何なっている?」秘書はママさんを呼びヒソヒソ話・・
ママさんは妓生に「別室で接待して・・」 妓生は立ち上がり、客人の手を取ります。
客人は鳩が豆鉄砲を食らったような顔して私を・・
「お疲れでしょうから、別室でお休み下さい・・空港までの車は手配済みですから・・」 
客人は楽しんだでしょう~!

アパートに帰る車中で「妓生は可愛かったね・・」 
秘書は「ママさんの店に戻りますか?」
流石秘書、上手く交わしたな~! この夜は疲れていたので早寝した。

若い頃の悶々とした想いで、です。

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