奇習! 混浴公衆浴場における“裸のつきあい”の実態がヤバすぎる


 今でこそ銭湯でも温泉場でも、男女はそれぞれ別々の脱衣所・浴場へと入ることが当たり前のものとなっているが、かつての日本では久しく男女混浴の時代が続いていたという。
 しかしそれは、明治維新後に訪れる欧米化の流れの中で急速に衰退、現在では「混浴」と銘打たれている一部の温泉場以外では、原則として男女別浴となっていることは世人の多くが知るとことである。
      
「そうだねえ、このあたりじゃ、温泉が出るもんだからね。今でも共同風呂にみんなで入ったりしてるよ」
      
 東海地方随一の温泉地帯として知られる、とある地域での“入浴事情”についてそう語るのは、今なお当地で暮らす青木義仁さん(仮名・82)。
 青木さんの話によると、昔から現在に至るまで、この地域では各家庭に風呂場が設けられていることは少なく、地域の人々の大半は、各地域ごとに設けられている共同浴場を使用しているのが実情なのだという。
      
「若い人らの中には、家を新築する時に風呂場を作ることもあるけれどもね、それでもやっぱり家に温泉を引くとなると高くつくし、大きなものなんかできやしないから、結局、共同風呂を使っちゃう。うん、(共同浴場は)今でももちろん混浴だよ」
      
 青木さんによると、彼が幼少期の頃はもちろんのこと、現在もなお、当地の人々は“男女混浴”を当たり前のこととして捉え、集落の共同浴場を舞台に、文字通り、“裸のつきあい”をしているのだという。
 そのため、老若男女問わず、お互いの裸を知っているため、それこそ「隣の奥さんのホクロの数も知っている状態」(青木さん)なのだというから驚くばかりだ。
      
「まあ、そういう関係でね、何一つ隠し事もできやしない状態だから、このあたりじゃ誰かと喧嘩したなんていう話はてんで聞いたことがないね。だけどもさ、時々、何も知らないよその人がね、旅行なんかで来て、間違えて風呂に入ってくることがあってさ。男も女も風呂場の戸を開けた途端にポカンとしてるよ(苦笑)。なにせ、年寄りも子どもも、それこそ色気づくかどうかという年頃の子たちまでもがね、まっ裸で同じ風呂に入ってるんだから」
      
 不慣れな人にとっては、ただただ驚くばかりといった印象の、当地における“裸のつきあい”。表向き、彼らは誰一人として、お互いを性的な目線で見てはいないというが、その実、青木さんによると「その場で鉢合わせた若い男女がね、その場でムラっとするのか、ナニしちゃうこともあるよ(苦笑)」とのこと。我々のように、「男女別浴」を基本とする他の地域に住む人々にとっては、なんとも気になるところと言えそうだ。

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