現在、私には夫と2人の娘がいます。まさか自分がここまで堕ちるとは、夢にも思いませんでした。このことは、夫や娘達には絶対に言えず悩んでいますが、気持ちの整理の為に、ここに真実を告白します。 記憶違いはあるかと思いますが、なるべくありのままの事実を語りたいと思います。
注
この記事は、自分の気持ちの整理の為に書いたもので、誰かの為に書いたものではありません。何とぞご了承ください。
1.きっかけ
そう。あれは、5年前の夏のことでした。その年から、下の娘が京都の大学に入り1人暮らしを始めので、私と夫2人だけの生活になりました。その時の私は、自分で言うのも難ですが、清楚で上品な奥様と周りから評価されていて、現在も何故かそう評価されています。 私は、大学時代に夫と知り合いそのまま結婚しました。なので、夫以外の人がどういうセックスをするのかを、知りませんでしたし、知りたいとも思いっていませんでした。その夫とも、10年近くご無沙汰しており、すっかりと干物女になっていました。 ただ、3日1回ほど、自分が若いイケメンの男達とセックスするシーンを想像しながら、オナニーはしていました。まさか、それが現実になるとは。
ある日、大学の時の友人から温泉旅行のお誘いがあったので、有給をとり、3泊4日の温泉旅行に行くことにしました。友人は、芳子さん、英津子さん、純子さんの3人です。
旅行の1週間前の夜、芳子さんの家のリビングで、一緒にお酒を飲みながら、旅行の打ち合わせを行っていました。芳子さんが
「久しぶりに若作りでもしない?」
と言ったので、私は、
「どうして?」
と聞き返しました。
「女4人の旅行よ!若いイケメンの男がいるかも知れないじゃない!ねぇ」
芳子さんは、言います。
「そうそう!こんな時じゃないと普段のストレスは発散されないし。」
英津子さんも、同調します。
「何を着て行こうかな?」
と芳子さんが聞くと、
「ミニスカ、網タイツなんかはどう?」
と純子さんが言いました。その時、私は、冗談で言っていると思っていたのですが、
「実はこの間買っちゃったのよ。ついでに勝負下着も。」
芳子さんが、タイトなマイクロミニスカートに、網タイツ、どぎついピンク色のパンツなどを鞄からし、本気であることがわかりました。
「どうせなら、ノーパン、ノーブラでいかない?下着はいざという時にはくということで。」
純子さんが言います。
「いいねえ。ノーパンノーブラ!!」
英津子さんが賛同します。
「いざという時って?」
と私が聞くと、
「いやねえ。若い男とヤル時に決まっているじゃない!」
と、純子さんが色っぽい声で言いました。
「というわけで、優子さん。当日はミニスカ、網タイツ、ノーブラ、ノーパンで行くことになったから、よろしくね。」
芳子さんは、真っ赤な顔で言いました。皆、酔っぱらっているためか、悪ノリをしているように見えました。その夜は、暫く猥談をした後、集合場所などを決め、お開きにしました。
旅行初日、その日はうだるような暑さでした。私は1週間前の約束を思い出し、とりあえず膝上のスカートだけは履いて行き、いつもより少しだけ化粧を厚めにして行くことにしました。
「優子。随分若い格好だね。」
夫が微笑んで言いました。
「そうかしら。どう?」
私が声をときめかして言います。
「いいよ。上品で若く見える。」
私は、そんな夫の言葉に少しだけ自信を持ちながら家を後にしました。
集合場所に着くと芳子さん達は、すでに到着していました。皆、明らかに派手な格好をしています。何より驚いたのは本当にミニスカート、網タイツを履いていたことです。それも、お尻が見えそうなくらいのミニスカートです。
「優子さん。随分、地味な格好ね。」
芳子さんが、指摘します。
「すみません。」
私は、約束を破ったことを謝ります。
「いいのよ。私のを貸してあげるから、2日目からはそれを着て行くように。」
芳子さんはそう笑って言いました。
芳子さんの車に乗ると、
「やだ!純子さん、アソコが見えそうよ。」
「英津子さんの方こそ!」
私が怪訝な顔をしていると、
英津子さんが、
「みんな、ノーパン、ノーブラで着ているの。ほら胸が透けて見えるでしょ。」
と言いました。
ーあの話は本当だったのか。
私が動揺していると、 英津子さんは
「大丈夫。少し悪ふざけしているだけだから。」
と言ったので、少しホッとしました。とはいえ、ちょっと屈むと本当に見えそうです。
数時間後、芳子さんの車は、温泉旅館に到着、チェックインをすませ、温泉街へ繰り出します。しかし、誰も私達に注目しません。
「なんかがっかり。それに年配の人ばかりだし。」
芳子さんは、少し失望しているようでした。
「まあ、私達おばさんにはみんな興味ないのよ。そんなことだろうと思ったわ。」
「そうね。明日からは、普通の格好で行って楽しみましょう。」
どうやら、みな明日からは普通の格好で行くようです。私は安堵すると共に、少し寂しい気もしました。日本酒会館で色々なお酒を少しずつ飲み、みなほろ酔い気分に。その後は、一通りお店をまわり、夕方には古風な射撃店に入りました。中では若い男性6人が先に遊んでいました。皆、結構なイケメンです。そのうちのA君が
「お姉さん達、どうぞ。うちら、もう終わりましたので。」
と譲ってくれました。
「やだ。お上手ねえ!ありがとう。」
純子さんがにっこりとしながら、A君の肩を叩きました。
「ねえ。せっかくだから一緒に、遊ばない?」
芳子さんが誘うと、A君は
「いいですよ。手加減しませんからね。じゃあ、先にあの猿のぬいぐるみを倒したら、勝ちと言うことで。」
とあどけない笑顔で言いました。
思いの他、猿のぬいぐるみはなかなか倒れず結局1時間ほどかかってしまいました。最後に純子さんが、倒すことに成功しました。
「やったあ!」
私達はおおはしゃぎで、ハイタッチをします。
。
「はい。あげる。楽しかったわ!ありがとう。」
純子さんが、隣にいるB君に猿のぬいぐるみを渡します。
「ありがとうございます。」
B君は、少し困っている様子でした。
私が、ふと腕時計を見るともう6時です。
「やば!もう6時!夕食の時間よ。」
「うそ!はやく行かなきゃ。じゃあね。」
私達が出て旅館に向かうと、若者達も付いてきます。純子さんがC君に声かけます。
「もしかして、あなた達も〇〇庵に泊まるの?」
「はい。そうです。」
「じゃあ、一緒ね!」
結局、私達は一緒に〇〇庵まで、談笑しながら行きました。若者達のうち1人は学生、5人は社会人で皆同じ大学だったそうです。若者達はつい無意識にミニスカートや網タイツの方をチラチラと見てきます。
「ちょっとお〜〜!!C君どこ見ているのよ。」
純子さんは、にっこりとC君に言います。
「すみません。」
C君は、申し訳なさそうに謝ります。
「別に謝らなくていいのよ。ちょっとおめかししただけ。」
純子さんは色っぽい声で、話しました。
純子さんは嬉しそうに話しました。
私達は談笑しながら、〇〇庵に着きました。私達が、
「じゃあね。ありがとう。楽しかった。」
と言うと、D君が
「いいえ〜。こちらこそ。お元気で。」
と笑顔で言い、離れ離れに食堂の席に座りました。
その後は、楽しみにしていた夕食と銘酒を3人で堪能しながら、若い男達の話で盛り上がっていました。
「今回の旅行は大成功ね。」
「ほんと!期待値0だったから御の字よ。明日は普段通りの格好で楽しみましょう。」
と皆、上機嫌です。
その後は、温泉につかり、汗を流します。上がった後、B君とばったり会いました。
「あら。どうしたの?皆は?」
私が声をかけると、
「部屋でゲームをしています。」
「B君は一緒に遊ばないの?」
「いやあ、探検がしたくて。」
「そう。好奇心旺盛なのね。」
その後、暫くは身の上話をしたのですがB君は私にはかなりのイケメンに見え、つい意識してしまいます。
ーいけない。
私は、そう思い、B君はもっと話したげでしたが、
「じゃあね!」
と言って、階段を降りていきました。
皆、浴衣を着ると、ロビー近くの板張りの綺麗なテラスに移動、ワイン飲み放題のサービスがあったので、皆で屋外プールを眺めながら飲んでいました。
「実は、私勝負下着つけてみたの。」
芳子さんが言います。
「さては、何か期待してるな〜。私は何もつけていないわよ。優子さんは?」
純子さんが尋ねるので、
「普通の下着をつけているわ。」
「優子は真面目ね。まあ、何もないだろうから、期待しても無駄だけど。」
と純子さんは笑います。
「まあ、あったらそれはそれで困るけど」
絵都子さんがそう言うと皆で大笑いします。
そこへ、B君を含めたあの若者達がテラスに出てきました。A君が、近づいてきて、私達に挨拶をしてくれました。
「お疲れ様です。先ほどはありがとうございました。」
「いいえ。こちらこそありがとう。」
私が隣を見ると、明らかに純子さんは欲情していて、A君の筋肉をチラチラと見ていました。
「すごい筋肉ね。」
「はい。学生時代は、ラグビーをやっていました。」
「だからね。すごい!触っていい?」
「ええ。いいですけど。」
A君は困惑した顔で、腕を差し出します。
「固いわね〜〜!皆も触ってごらん。」
「ほんとね。」
私達はA君の筋肉を触ります。
A君の会話が上手だったので
、盛り上がり結局皆で、ワインを飲みながら、談笑し続けました。気づいたら10時になってしまい、テラスは閉められてしまいました。
私達は、ロビーでひそひそ話します。
「どうしよう。少し若いかな。」
純子さんが言います。
「この後、どうする?」
英津子さんも言います。
「何が?」
と私が聞くと、
「彼らと、私達の部屋でもう少しだけ会話するかどうかよ。」
私は、迷いながらも
「せっかくだから、10分だけトランプでもしましょうよ。」
と言いました。
「それもそうね。もう2度とない機会だし。」
芳子さんが若者達に近づいて、誘います。
「少しだけ私達の部屋でトランプでもしない?」
すると、
F君が皆に提案しました。
「どうする?」
皆、しばらく黙っていましたが、A君が
「いいと思う。参加したい人だけ、参加。寝たい人は挙手。」
と言いました。誰も手を挙げないので、 F君が、
「じゃあ、全員参加と言うことで、宜しくお願い致します。」
と言いました。
あの決断が間違っていました。この時は、まさか彼らと乱交することになろうとは夢にも思っていませんでした。2人きりで部屋に入るわけでもあるまいし、50近くのおばさんに興味を持つこともないだろうと思っていたからです。おそらく、他の人も全員そう考えていたと思います。少なくも、若者達には下心など微塵も感じられませんでした。
(続く)
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