夜中の女性は奇妙


終電が無くなるので、自転車でバイトに行ってます。
 
帰りは深夜2時とか3時になることもあって、夜中に食事をするのにも
深夜営業のラーメン屋とかになります。
 
女性も、いるんですよね、一人で食べにきている人も。
 
時々顔を会わせる女性、カウンターで食べていることが多く、、この日、込んでいて隣に座ることになって
 
時々 会いますね なんちゃって言うと
はい、と返事がきたよ、
半分は食べ終わっていそうな彼女
こちらは頼んだばかりだし、彼女は先に帰って行きました。
 
15分ほどで食べ終わって、たまには違う道、さびしい細い路地を自転車で帰ってみるかと思って
家に向かっていると見たようなスカートにシャツ服、あれ ラーメン屋で会う女性
深夜なのに30分は歩いているのかブラブラしているのか、自転車で横を通り、すぐに止まり
あ ラーメン屋で隣に座っていられた また会いましたねぇ、と言うと
 
あ はい こちら方面なんですか、と こちらが尋ねられて
そうなんです、2分くらいかな この先曲がったところなんです、
 
私は 一本先の角を反対に曲がったマンションなんです、と えええ 住まい教えてくれちゃんだ。
 
深夜だし、一緒にマンションまでお付き合いします、と言って自転車を降りて歩きました。
怖くないですか深夜2時だし、一人女性で歩くのは、と聞くと
 
電灯も多いし、夏って 夜 歩くと気持ちいいですし、と言われた。
 
そうかね一人 女性が、顔は普通でスタイルは細く、痴漢に襲われそうな女性といえば女性
でも年齢は35歳前後で、襲われそうな年と思っていなく歩いているのかな。
 
十数分で彼女のマンションらしき建物に到着
アパートの家に向かうには一本過ぎているけど、そのまま戻らず、自転車で時々は帰っていた道だし5分ほどでお墓の前を通り、そろそろアパート家。
 
それがお墓を通り過ぎる角の出入り口の奥で、後ろ向きで黒髪を腰辺りまで垂らした女性が
しゃがんでいる、白い服、自転車を止めて「大丈夫なんですか 気分でも悪いんですか 平気ですか」と声をかけると
 
・・気に しないで ください あ 観ないで・・
鎖のような物が両足首に繋がれているような ガシャガシャ音。
横顔が少し見え、細い 怖そうな眼に白い顔
・・観ないで あ ください・・怖くて 冷たい風 冷風を感じ
自転車を飛ばしてアパート向かっていると、ガシャガッシャと後ろから 音が聞こえて、まさかぁ さっきの墓の女性だったりしてね、と思って後ろを振り向くと
ドヒェー、足首までの白いドレスのような服で、足には鎖がつながれているような、しかも自転車のスピードについてくる
細い怖い目に白い顔、長い黒髪「気に しないでください って 言ったでしょう」
もう後ろは振り向けない、びゅびゅん自転車飛ばすだけ 鎖の音が ガッシャシャするし
鎖の音が消え、アパートに到着、裏に自転車を止めて、後ろを振り向くと
血の気が引き失神しました、お墓で見た、足首に鎖が繋がった白いドレス女性が細い目で見つめていたんです。
朝方、5時前でしょうか、犬の散歩をしている近所の人らしき人から
アパート横の外で寝ていたのを、肩を叩かれて起こされました。
 
ラーメン屋で出会った女性と白いドレス女性は関係があるらしく、続きはあるんですが、また。

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