塾のおトイレで


私はクルミ、△学六年生。
付属の▽学を目指して勉強しています。
学校から帰ると、ほぼ毎日 雑居ビルの7階にある塾の個別学習室に入っています。

時々みんながいっせいに休息をとる時間があります。
おトイレにみんなが集まるので、私はその時わざと非常階段を降りて、他の階のおトイレを使っています。
他の階はほとんど夕方までに人がいなくなる事務所ばかりなので、おトイレは いつもからっぽなんです。

その日も、そんなつもりで階段を降りて おトイレの個室のドアを開けました。
(えっ?)

おトイレの便器に腰をかけている人がいました。
スキンヘッドの男の人でした。
男の人はズボンを脱いだ脚を めいっぱい拡げて、片手に何かを握りしめていました。

ひと目でわかりました。それはオトコのおへその下にあるコワイもの……おチンチンでした。
おチンチンは私の方に先っぽを向けるように起き上がっていました。私はすぐにそれが『ボッキ』しているんだとわかりました。

「ごめんなさいッ!」
私が個室のドアを閉めようとすると、男の人は素早く私の腕をつかまえて、個室の中に私を引っ張りこみました。

「お嬢ちゃん……いい所を見ちゃったねぇ~。 お嬢ちゃんなら もう知ってるだろ。俺はオナニーをしてたんだよ。お嬢ちゃんみたいな、可愛い女の子の事を考えながらね──。」

男の人は、私のスカートをめくってパンティーを引きおろしてしまいました。
「ほら、オシッコしに来たんだろ。早くしてしまいなよ。」

男の人は私を抱き上げて、便器に座らせました。ところが便座が上がっていて、私は身体を支えるために 自然と脚をグイと拡げてしまう事になったのです。

「さあ、ガマンしなくていいよ!」
男の人は私の股を指ではじきました。私は腰の力が抜けて、

ジョ────ッ、ジョロジョロジョロ───ッ………

男の人の目の前で、勢いよくオシッコを出してしまいました。
男の人はニヤニヤ笑いながら、
「ずいぶんガマンしてたんだね。絵に描いたみたいにマッ黄色なオシッコが出て来たよ。」
と言いました。私が恥ずかしさでうつむいていると、男の人は私を抱き上げてしまいました。

男の人は、私を後ろからかかえて便器に座りました。
私の股の間から、男の人のおチンチンが飛び出していました。
男の人は、指で私の股に残っているオシッコをぬぐっては、おチンチンに なすりつけました。

男の人の指は、次第に私の『生理の出口』の方をさぐりはじめました。
(イヤ……)私は身体をモゾモゾさせて、逃げようとしました。
イヤなのは、見ず知らずの男の人に見透かされたように、私の気持ちいいところに指が動いてきたからです。
私のそこからは、ネバネバした液体があふれてきました……男の人はそれも自分のおチンチンになすりつけていきました。

カチッ!

私の耳元で音がしました。そして私の目の前が白いモヤモヤで包まれました。

男の人が、タバコに火をつけて吸いはじめたのでした。
間近から私の顔めがけてくる、目とノドにしみてむせるようなタバコの煙……でも、生理の出口を指でいじられながらその煙を嗅ぐと、私はしばらく勉強に追われて忘れていたオナニーの気持ち良さを、この男の人が取り戻してくれたように思いました。

「お嬢ちゃん……」男の人が、タバコをくわえたままなのか、モゴモゴした声で言いました。「俺のチンコも、気持ち良くしてよ。」

男の人は、後ろから自分の手であやつるように私の手をとりました。
「こっちの手は、チンコのつけ根を持って、こっちの手の中指と薬指で、チンコの先っちょをはさむんだ。……そうそう。それで中指と薬指を、ピアノでトレモロを弾くみたいに動かして欲しいんだ……」

私は男の人に言われた通り、おチンチンの先っちょをはさんだ中指と薬指をクリクリと動かしました。するとおチンチンは、私の股の間でいっそう固さを増してきました。
「お嬢ちゃん……上手だね。俺のオナニーのやり方が……きみみたいな可愛い子に……」
男の人の言葉が途切れるたびに、私の顔をなでて通るタバコの煙。その煙の匂いを吸い込むと、私は男の人のおチンチンを触ってるのに、自分の生理の出口をいじっているようなくすぐったさが身体に走りました。

男の人が、カラカラとトイレットペーパーを手に取りました。
男の人が指先に巻き付けたペーパーを、おチンチンの先っちょに当てた時、
(あ……… うわ───っ………)
おチンチンの先っちょから、液体がドクドクとあふれてきました。
それは再生紙のペーパーより、もっと白い液体でした。
その液体がペーパーに染みていくにつれて、おチンチンがやわらかくなっていくのです。
私の指で支えていないと、倒れてしまうくらいにまでやわらかくなった時、私は嬉しくなってきました。

私は、男の人を『支配した』ような気がしたのです。

  ────

それからも、塾の休息時間になると、私は下の階のおトイレに向かいます。

でも、あの男の人に出会うことはありません。
塾の休息時間は決まっているんだから、男の人なら合わせてくれそうなものなのに。

私は おトイレの中で、ポケットに隠した一本だけのタバコを取り出して火をつけます。
そして、その煙の匂いを嗅ぎながら、あの男の人と同じ指づかいで、自分で生理の出口をいじります。

「お嬢ちゃん、悪い子になったんだねぇ~」

鍵をかけてないドアから、男の人が私を見つけてくれる場面を想像しながら。

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