この歳になって 第三章


「枯れ専女子」という女性たちが30歳くらいを中心に増えているそうだ。これは社会の厳しい荒波にもまれ人生の酸いも甘いも知り尽くし、若い男のギラギラした油の様な性欲が抜けきった「枯れたオジサマ」を好む女性のことだ。オジサマは概して金や女を深追いせず家庭の幸福を第一にするので彼女達にもてるようだ。
僕は今年57歳になるが、昨年28歳の自分の美人秘書の体当たり攻撃を受け童貞と処女を交換して結婚することになったのは以前「この歳になって」に書いた通りだ。もうすぐEDを覚悟していたが、彼女の妖艶なまでに白く美しい全裸を見せつけられると使っていなかった性欲がぐつぐつ煮えて彼女の体を貪りセックスして喜ばれるようになるから世の中分らない。
彼女とは平日真面目にひたすらお仕事をして週末にセックスデートをしている。彼女は一生懸命ラブコスメという若い女性向けのセクシー商品を扱う会社の経験の少ない女の子用教材で男性との接し方を研究しているので、僕はそれにすっかり甘えてセックスは彼女のペース任せにしているダメオジサマになっている。
しかし初めて彼女から処女を貰って女性に射精した時は特に何も感じなかったが、セックスを重ねるうちに彼女の体の素晴らしさと快感を理解できるようになった。これも優しい彼女のおかげだ。社会を見渡すと最近は本当に優しい女性が日本から激減しているように感じる。それは女性の顔立ちに現れていて本物の日本美人が減った。
先週末は恥ずかしがる彼女にセックス前に女性器を開いて間近で見せて貰った。バラの花がハマグリの殻に隠れているようだった。美しくてエロチックで感動した。今週末はいよいよその女性器の舐め方を習う。人間も性の場では獣なのでオスがメスの生殖器を交尾前になめてメスを興奮させるのは当然の行為だと思う。彼女が何を教えてくれるか楽しみだ。
ところで僕は東京23区内に住んでいる。それなのに人事は社用車で出社退社を見てくれる。都内の幹線道路は朝7時ごろから都心方向に向けて渋滞が始まる。僕はこの渋滞につかまるのが大嫌いだ。なので毎朝6時に家を出て6時半にはオフィスについている。運転手さんには申し訳ないと思うが僕は朝の人気のない静寂な社内で色々想を練っている。
それでこの時間になると会議前の鋭気を養わなければならない。秘書の彼女が美味しいコーヒーを入れてひと休憩させてくれる。気分転換ついでにこの駄文を書いている。投稿したら会議に戦闘に行かなければならない。今日は荒れそうなアジェンダなので気合を入れている。会議で最善の結論を出すのが日頃仕事を頑張ってくれる社員のためだ。

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