下半身裸四つん這い妻10

何でもものは慣れよと妻は言い切った。そういえば最近、この日に至るまでの前兆、妻の大胆さに拍車がかかったと見なせる事態が多々あった。
ある日私は妻が来訪者に備えて設置した玄関のズボンを置く台がいつの間にか無くなっているのに気付いた。ようやく妻も昼間は下半身に何か着てくれるようになったのかと安心したのもぬか喜び。妻はエプロンをズボンの代替にしていたのだ。理由は付けやすく実用的で通気性も良いからとのこと。もちろん後ろは見せないように気をつけていると言った。しかし重大な落とし穴に妻は気付いていない。玄関には鏡があり、扉に向かっている。その正面に尻を向け、宅配便のサインをしている妻のお尻ははっきりと映ってしまうに違いない。それを指摘すると、妻は鏡を気にする人なんていないと何とも呑気な構えである。
また今月に入ってから全く、パンツを穿いた妻を見れなかった。
そしてとうとう、妻は下半身裸で外に出たこともあった。階段下のゴミ捨て場までで、誰もいるはずないかららしい。
現実に打ちのめされ、私は妻の今後を案じた。
ある日の夜、次は休日なのをいいことに突然起こされた。