元妻の告白5


前回:  元妻の告白4

私は公務員の家庭に生まれた。夫と職場で出会いプロパーズされるまで私は性経験はなかった。プロポーズされ彼の両親と会った日の夜に私は夫のアパートで初めて結ばれ男性を知った。結婚して10年間、私の方から求めたことはない。夫は私を心から愛し自分の愛情を注でくれるセックスだった。夫はセックスが上手ではなかったが私は満足だった。『セックスってこんなもの・・夫に求められ愛されて私は幸せ』と思っていた。東北に住む夫の従兄の結婚式に参列するため3人でホテルに宿泊した時に、子供が寝てから夫婦で何気なくテレビのチャンネルをまわしていてアダルトビデオを見て女性が男性のペニスを口に含んでいる場面を見てびっくりした。その夜、初めて夫のペニスを口に含んだ・・私より夫が恥ずかしがり興奮していたが、夫が再び私に求めることはなかった。夫とのセックスは単調で淡白そのものでベットでキスを交わし夫の手で乳房を撫でられショーツの上から敏感なクリトリスを愛撫されるのが前技だった。夫が上に載りキスを交わしながらスキンを使用して挿入、「愛しているよ」と囁かれながらスキンの中に射精・・『これがセックスの気持ち良さ、愛する夫に求められて私は幸せ」、夫の指、挿入で絶頂感という感覚は知らないままだった。
夫の指とは違う動き・・義雄さんの指でショーツの中でクリトリスが大きく湿ってくるのが分かる・・『恥ずかしい』思わず声が漏れてしまう。左手がブラジャーの中に潜り込む・・窮屈なカップの中で乳房を包まれ人差し指と中指で乳首を摘ままれ転がされる・・これ以上はダメ・・ブラジャーに潜り込んだ義雄さんの左手を拒もうと手首をつかもうとした瞬間、逆に手首をつかまれ、そのまま私の股間へとはこんでいった。今までクリトリスを撫でていた右手を今度は右のカップの中に入れていく・・左の乳首と同じように指で摘まれ転がされる。私の左手の甲に義雄さんの掌が重なり、パンストの縫い合わせのシームの上に導く・・重ねられた左手にグッと力を入れられ思わず私は前屈みになった。乳首を摘む力を緩め乳房全体を下から押し上げるように揉まれ、また声が漏れてしまう・・『「あぁダメッ』背後から左の耳朶を噛まれ舌が撫でるように溝をはう・・『こんなの初めて、気持ちいい』声に出せずに頭の中で叫んでしまった。前屈みになっていた体から力が抜けていく・・思わず仰け反るように顎が上がり舌を逃れようと頭を右に振る。私の反応を見て耳から口を離すと背中に舌をはわしていく・・ショーツが濡れていくのが分かる。パンストを履いて濡れていくショーツを脱ぎたい衝動に駆られる。夫以外の男性の前でショーツを脱ぐ屈辱感と羞恥心が私の頭の中で葛藤となって渦巻いていく。中の義雄さんは私を両手で支配しながら後退りしソファベットに近づき腰を下ろし座わりこむ。位置まで私を導いて行くとゆっくりと腰を屈めて沈めていく。ソファベットに腰を掛けた義雄さんの膝の上に載った格好をさせられ、堅く閉じた私の両腿の間に両膝を潜らせ次第に股を開かせていく・・両膝に力を入れて拒んでも男性の力にはかなわない。徐々に股の開きは90度以上にされてしまった。どんな格好をさせられているか自分では分からない・・でも人には見せられない恥ずかしい格好、夫には絶対に見せられない・・下着姿は全裸より恥ずかしい思いがした。ソファベットに座っている義雄さんが体を右にずらし股間とブラジャーから両手を外すと私の両肩を掴み、そのままソファベットに私を寝かせた。首に左腕を巻き付け頭を動かせないようにして覆い被さって貪るように私の唇を奪いながら右手がパンストとショーツの中に入ってきた。直に触られることよりも濡れてしまった股間を知られるのが恥ずかしい。義雄さんの指が濡れて行くのが分かる・・ショーツの中で上からパンストが締め付ける窮屈感が余計に義雄さんの指の存在を感じさせていく・・羞恥心で両足を閉じようとするとかえって窮屈感が増してしまい、体が反応してして唇で塞がれた口から声が漏れてしまう。「そろそろ大丈夫かな」と義雄さんが私の体から離れるとソファベットの上に起き上がり私のブラジャーのホックを外し両腕から抜き取るようにブラジャーを取りさった。恥ずかしさに両手で乳房を隠す私を見ながら立ち上がってパンストとショーツに手を掛け一気に膝下まで脱がせた。まだ私はパンプスを脱いでいなかった。ストラップをバックルで止めるタイプのパンプスはストラップを外さないと脱げない。パンプスを履いたままパンストとショーツを膝下まで降ろされて脚の自由を奪われしまい、もう逃れられなくなってしまった。年末、薬で眠らされ犯された時に取られた写メールのように義雄さんのペニスは口とワギナを犯し何回も気を失った。高いところから急に暗闇に落とされて空を掴むような感じ・・体中の筋肉が硬直・収縮し体温が10度以上急上昇した感じ・・息を吐くだけで吸えないような息苦しさ・・永遠に思える長い時間の後に下腹部に射精された。しばらくソファベットの上で動くことが出来なかった。体中の力が抜けて動けないのではなく・・正反対だった。体中の力が抜けない、硬直して動けない。呼吸が荒くて息苦しい、下半身の小刻みな震えが止まらない。いつのまにかテッシュを手に持った義雄さんが自分のペニスを拭い、私の下腹部に溜まった精液を拭っている。私は動けずソファベットに横たわったまま義雄さんの動きを目で追っていた。背中が冷たくて気持ちが悪い・・肌が濡れている感じがする。ソファベットに近づき、覆い被さって唇を重ねてきた。私は拒めなかった・・舌で上下の歯が開かされ舌が伸びていく・・私の舌先に義雄さんの舌先が触れる・・強く吸われて舌が絡んでくる・・夫以外の舌のに私は答えるように無意識に舌を絡ませていた。私が義雄さんの手に落ちた瞬間だった。舌を絡ませながら乳房を触られても嫌悪感がない・・それどころか体が応じてしまう。抱かれるまであんなに嫌だったのに・・夫の顔もよぎらなかった。ソファベットに横になったまま身支度を調える義雄さんを見ていた。丸めたテッシュをトイレに捨てるため控え室を出て行った。呼吸が元に戻って私は起き上がり下着とパンストを元通りに整えハンガーに掛けてあったブラウスとスカートと上着を取ろうとした時、義雄さんが戻ってきた。『もう、二度とこんなこと止めて下さい。私には夫も子供もいます。それに悦子さんになんて言えば・・』最後のほうは涙声になってしまった。「よく言うぜ。これを見ろよ。大洪水のくせに」 ソファベットに扇状の黒いシミが広がっていた。背中が濡れて気持ち悪く感じたのは・・私は失禁していたと思った。「潮を何回も噴いて今更、逝ったのは初めてだったんだろ?旦那さんは逝かしてくれないんだな!はははっ」笑われ・・図星だった。思いも依らない言葉が続いた「あれを見ろよ」義雄さんが部屋の天井の照明を指さした。天井に組み込まれている丸く白い蛍光灯の照明・・中央に黒い筒のようなものが付いている。「送った写メール、上手く撮れていただろう」黒い筒はカメラのレンズ部分だった。「このカメラだったら照明も気にせずベストアングルで撮れるんだ。今のも綺麗に撮れてるはずだ。旦那さんが見たらびっくり仰天かな?ひょっとして心臓発作を起こすかも?」・・この男の手に落ちて、逆らえない写真まで撮られ絶望感におちいっていった。「今日はもう帰りな。悦子の方は大丈夫だから」意味が分からない表情の私に「親父さんが交通事故にあったと家に警察から電話ので、今頃は名古屋だ。当分は帰ってこない」『お店はどうするんだろう?私はこの男にこれからどんな風に扱われるんだろう?夫には絶対に知られたくない』色々なことを考えている私を残して義雄さんは帰ろうと出口の方に歩き出し、ドアの前で振り返り『店は悦子が帰ってくるまで閉め大丈夫、また連絡するから』と意味の有りそうな笑いを浮かべながら出て行った。

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