大学の通学途中で出会った女子小学生と(遊園地編)


プールにSと行ってから2週間が経過したときの事いつものように電車でSと会って話してる時に「ねぇ お兄ちゃん遊園地行ったことある?」という唐突な質問に困惑したが俺は「小さいころとかは結構行っていたけど」
「私行ったこと無いの」
「遊園地も」
「うん」
「本当にどこにも連れて行って貰えないねんな」
「・・・・・・」Sは下を向いて無言だった
「よしSちゃん また連れて行ってあげようか?」
「本当にいいの?」
「あぁ 今度にでも行くか」
「ありがとう お兄ちゃん」
「でも ママが許してくれるかな?」
「確かに もう隠せないよ」
「・・・」
「遊園地に行くの迎えに行くから その時にSちゃんの親に言うね」
「うん わかった」
時間と日にちを決めその当日俺はSの家に向かった
Sとは最寄駅も同じで家もそう遠くはなかった
俺はかなり緊張はしたが呼び鈴を鳴らすとSとそのお母さんらしい人が出てきた
「あの~どちら様ですか?」
「あっ僕Sちゃんと仲良くなり・・・・・」
省略します
プールの事や電車内のことなどすべて事情を話した
Sのお母さんはSに確認を取ってるみたいだった
よく焼く話し合いが終わったようだ
「あの~娘をよろしくお願いします」
どうやら許可が下りたみたいだった
「はい」
「やった お兄ちゃん行こう」
Sは元気に飛び出してきた
Sの服装は白のブラウスにフリルのスカートでサンダルに裸足だった
「じゃあママ行ってきます」
「気を付けてね」
Sのお母さんは笑顔で手を振って送り出してくれた
俺も軽く会釈をしてSと手をつないで遊園地に向かった
遊園地の入場料はSのお母さんがお礼を込めて俺とSの分まとめてくれた
だが疑問あったSのお母さんが家にいるのになんで忙しいのかと言うことだ俺はSに直接聞いてみた
「Sちゃん何で両親とも忙しいの お母さんいたよね?」
「あぁ 忙しいのはパパだけ ママはいつも家にいるけど遊びにつれていくと疲れるから嫌なだけなの」
俺はなんかSの保護者になった気分だった
「でも 俺でいいの?」
「別にいいよ お兄ちゃんと一緒で」
「そう」
「私一人っ子だからお兄ちゃんほしかったの」
「俺も 可愛い妹ができたみたいで楽しいよ」
Sは笑顔で笑って俺の手を引っ張って「あれ乗ろうとか これ乗ろうとか」言って連れて行かれた
観覧車やメリーゴーランド、コーヒーカップなど乗った
「お兄ちゃん次どこ行く?」
「じゃああれ行こうか」
俺が指差したのはお化け屋敷だった
「嫌だ~怖いよ~」
「俺が付いてるから大丈夫だって」
「本当に」
「怖がらなくていいからね」
俺はSを抱きしめた
「うん わかった行くよ」
Sは俺の腕をぎゅっと握りしめた
お化けが驚かすのにSは「きゃ~きゃ~」と半泣き状態になっていた
「お兄ちゃん怖かったよ」
「じゃ休憩しようか?」
俺はSをベンチに座らせ俺はソフトクリームを買いに走ってSにあげた
ちょっと休憩してから俺たちはいろんなのに乗った
「ねぇ お兄ちゃんジェットコースター乗ろう」
「え~~大丈夫?」
「多分」
身長は足りるのかと内心思ったがジェットコースターの乗り場に行くと何とか身長は足りた
ここのジェットコースターは回るのはないが高低差がありSは楽しみのようだったが俺は心配が募り始めた
いよいよジェットコースターは動き始めた
俺はジェットコースターがそもそも苦手だったがSを見ると断れなかった
なので動き始めてからSを心配する余裕がなかった
ジェットコースターが終わりSを見ると泣いていた
よほど怖かったらしい
外に出るとSが「お兄ちゃん私」
「わかってるよ 怖かったんでしょ」
「違うの私」
Sをよく見ると足に水滴がついていたまさかとは思ったが
「私おもらししちゃったの」
「やっぱり」
「お兄ちゃんどうしよう」
俺は遊園地の売店でパンツを売ってるのに気づき俺は走って買いに行った
だが売店で余計な時間を取られた
俺が女の子のパンツを買うのだから怪しまれてもおかしいが今までの経緯を説明した
ようやく許しをもらえSの元に戻った
「そこのトイレでこれに履き替えたら」
と渡した
「ありがとう」とS入ってトイレに駆け込んだ
Sは着替えが終わりトイレから濡れたパンツを持って出てきた
「これに入れて カバンに入れておいたら」
と俺はビニール袋を渡した
そして遅くなったらSのお母さんにおこられると思い帰ることにした
おもらししたことがショックなのか帰りはずっと無言だった
家に送るとまたSのお母さんに遊園地であったことを説明した
そして俺は家に帰った
その次の日Sは暗いままだったが俺が励ましたが結局は無理だった
しかし徐々に回復してきて1週間ぐらいでSに笑顔が戻った

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